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Date:2013.02.20

『さよならオルタ』

P2194749.jpg

サークル : リレバ
作家 : 仲谷鳰
発行日 : 2013/02/03(コミティア103)
ジャンル : オリジナル

主に『東方Project』の二次創作漫画で活動をされている仲谷 鳰先生の、コミティア103新刊。
今回は、オリジナルの双子姉妹の漫画となっています。



『さよならオルタ』
B5版 32P 一般向け
表紙二色刷り・本文モノクロ


仲谷先生の数年ぶりのオリジナル同人誌とのこと。
とある双子の姉妹、瑠璃子玻璃子
子供の頃からお互いに違いが生まれるのを嫌い、誰にも知られぬままに交替をしてきた2人。
親にすらそれぞれ別の個性を持った人間だと偽る中、ただ一人、幼馴染の草太にだけ本当のことを話していた。
そんな2人の、高校2年の秋の文化祭。
ルリと草太のクラスは演劇で、ハリのクラスは喫茶店。
双子はどちらも「ルリが良い」と思いながらも、これまで通りにコインでその日の“ルリ”を決めていたが――
文化祭当日、大成功を収めた演劇の直後、草太はルリに告白をする。
P2194754.jpg
お前らのことはずっと好きだった
でも二人とも好きなんてズルいことできない
今日すっげー楽しかったから 今日一緒に居たお前を好きになりたい
喜ぶルリだったが、いつものようにその事をハリにも話し、2人で出した結論は「私たちはひとりずつにはならない」だった。
だが、そんな直後、不意の事故で双子の1人が事故で亡くなってしまい――

二色刷りの表紙も特徴的で、物語も実に切ない一冊でした。
ルリとハリが1人ずつではなく、2人でルリとハリというのが当たり前の双子。
そんな双子の、片方だけを好きになろうと決めた少年と、そう言われた「ルリ」。
「ルリ」が「ハリ」に告げなかった出来事は、きっとたまたまで、その日の夜にはいつものように共有したんじゃないかと思うのですが。
それを共有する機会を永遠に失い、その事をきっと草太は気付いていたんじゃないか……なんて考えて、非常に切ない想いが溢れてきました。
読後感はどこか苦いのに、それがクセになりそうな感じで。
物悲しくも、素敵な物語でした。



東方本の時もシリアス調の漫画の冴える仲谷先生ですが、オリジナルでもその作風は活かされている気がしました。
書店委託もされていますので、気になる方はチェックをしてみてください。


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