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Date:2013.08.11

『パラデイソ』

※コミケ84直前・懐古特集(6)
P8081155.jpg

サークル : 貧乏長屋
作家 : 松崎豊
発行日 : 2007/08/19(コミックマーケット72)
ジャンル : オリジナル
『しすばれ』『魔法が万能だなんて言ったやつ誰だ!?』などの作者=松崎 豊(まつざき 雄嵩)先生の、コミケ72新刊。
今回は、奇病に罹ってしまった患者とそれを治す専門医の少女の物語を描いたオリジナル漫画となっています。



『パラデイソ』
B5版 56P 一般向け
表紙フルカラー・本文モノクロ


オリジナルの、「心の澱を取ってくれる」医者の物語。
ある日、一人の女子高生=成沢 塔子がある病院の地下を訪れる。
「心の澱を取ってくれる」という噂を聞き、自身の胸に抱えたモノを取り除いてくれるのではないか……と期待をしたのだが。
そこにいた少女=壬式野 和兎に事情を話すも、傍らにいたもう一人の少女=壬式野 九夏に「異常なし」と楽観的に言われ、思わず塔子は激昂するのだが――
そこに突然、患者がもう一人急患として送られてくる。
年端もいかない、しかも殺人事件に関わっていると思われる女の子=山岡 亜里沙
亜里沙の診察をする九夏だったが、その途中で異常に伸びた鋭い爪で襲われてしまう。
取り押さえ、緊急オペに入る和兎と九夏。
それを見ている事しか出来ない塔子は……
P8081163.jpg
――青血は、「人の強過ぎる想いにや願いに呼応して体内に侵入」「その強い想いを叶えるべく宿主のカラダや脳を作り変える」という。
そんな心の澱=「青血」を外科的手法で摘出する事により奇病を治そうとする少女たちの物語になっています。


シリーズ物で、5巻まで発行された物語。
謎の奇病と、その要因となる出来事と、医者と患者の関係と。
実に魅力的に描かれた物語で、これを言葉にして説明するのがとても難しいのですが……
一読した直後には、その面白さの虜になっていましたね。
商業誌ではギャグ漫画をメインに描かれている松崎先生ですが、この『パラデイソ』ではギャグ的な描写で緩急を付けることはありますが、基本はシリアス展開。
どの患者も重い原因を抱えていて、けれども最後には救いのあるお話が、凄く素敵で。
いっそこの漫画を商業誌で連載してくれないものかと思ってしまうほどに、好きな漫画なのです。



謎の多い「青血」に関する話が、進んできたかな……と思ったあたりで、松崎先生が商業でのでびゅーをされて止まってしまったシリーズ。
いつか復活する日を期待して止みません。


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